2011秋の新アニメ感想

いつものように前期で終えたものの簡単な感想から。

『BLOOD-C』が酷すぎた。1話を王道に、2話で違和感を、3話で疑問を表面化させ、4話で"裏"へ話を進めるぐらいで十分なネタを思わせぶりな描写をだらだら続けて、オチすらも映画に丸投げしたゴミみたいな話。最終1話前のあのドンデン返しは劇中のキャラが言うようにまさに茶番。古きものなどという化物のオカルト化は『THE LAST VAMPIRE』が持っていた物質としてのモンスターの魅力を完全にスポイルしていた。『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド最終版』で同じようにゾンビをオカルト世界へ引き戻そうとしたジョン・A・ルッソ並の愚行。アクションにしろグロ描写にしろ、その一挙手一投足に物語性が組み込まれていないため、ただただ事象の羅列でしかない。良い点がひとつもなく悪い点だけは山のようにある作品。どうせCLAMP節になると諦めていたらそれ以下でした。

では今期の新番組初回チェック感想。



【日曜日】
  • 『バトルスピリッツ 覇王(ヒーローズ)』(テレ東/朝7:00)
    バトルスピリッツシリーズ第4弾。子供向けカードバトルアニメ。主人公の両親がスピリットを実体化させるシステムを開発していたけど、あんなのバーチャルでいいんじゃ。初回は懇切丁寧なバトルルールの説明に終始したプレイヤー向けな作り。元々興味がないけど、子供のカード遊びを諸手を挙げて応援する大人の存在が販促すぎてついていけない。

  • 『クロスファイトビーダマン』(テレ東/朝8:45)
    ビー玉を打ち出す玩具「ビーダマン」の新作アニメ。世界のミステリーに興味を持ち冒険家になるのが夢の小学生が、不思議な力を持つビーダマンと出会い、選ばれし者だけが参加できるという大会に挑むことになる……という定番のホビーアニメ。8:30からはベイブレードのアニメがあり、この30分間はタカラトミー枠ということか。

  • 『HUNTER×HUNTER』(日テレ/朝10:55)
    少年ゴンはハンターと呼ばれるプロの追求者になるため、試験を受けに育った島を旅立つ。物語の最初から描く再アニメ化。私は原作も前作も未見なので、その服装からてっきり現代社会の中でハンターとやらを目指す話だと思っていたら、初回でワンピースみたいな空想世界だったことに驚いたり。潘恵子さんの娘が主人公に抜擢されたことが話題か。吉松孝博らしいキャラデで作画も良さげ。ハガレンFAみたいに可もなく不可もない出来になると思う。

  • 『機動戦士ガンダムAGE』(TBS/夕方5:00)
    かつて宇宙から飛来したアンノウンエネミーの攻撃で母親を亡くした少年・フリットは母親から託されたAGEデバイスを元に伝説の救世主「ガンダム」を開発。時を同じくしてフリットの住むコロニーにアンノウンが襲ってきた……。初回はファーストガンダム第1話を色々とオコチャマ向けに置き変えた代物。大人も一目置く天才少年が活躍する児童向け漫画のテンプレ。あくまでも普通の少年が戦いに巻き込まれ、「君は生き延びることが出来るか」の通りの立場で見るファーストとは根本的なベクトルが違う。

    ロボットアニメ不毛の時代にあってガンダムというコンテンツを低年齢層に広げる施策は否定しないので、これなら完全に「子供向けガンダム」と言い切ればよかった。変に大人も楽しめるとか言ったのが間違い。MSはデザインから動きまで重量感を感じられないので、ガンダムは名ばかりのコロコロホビーアニメだと思って見るべし。それを見たいかどうかは人それぞれ。台詞や流れのツッコミ所は多すぎるので割愛。個人的には主人公がいきなりハロを蹴っ飛ばした時点で不快だった。どうも製作側は放送前に声優の情報を出さなかったりとか、つまらないことに力を入れている感じ。たかがアニメなんだから普通にお披露目してほしい。

  • 『ファイ・ブレイン』(NHK-Eテレ/夕方5:30)
    パズルが得意な主人公。パズル部部長にもらったデバイスに届く謎の男からの挑戦状。遺跡の巨大迷路パズルを解いた主人公は脳を極限まで活性化する金の腕輪《オルペウスの腕輪》を得、世界に点在するという《賢者のパズル》に挑むことになる。サンライズのオリジナルだけど、どこの週刊少年漫画かというキャラデとノリ。見ている側にパズルを解くカタルシスを感じさせない作りで見応えがない。データ放送企画との連動があるみたいだけど、まずはアニメ単体で成立してこそだと思う。

  • 『ウルトラゾーン』(TVK/夜11:00)
    (→テレ玉/火曜深夜0:30)
    ウルトラ怪獣による「もしもこんな所に怪獣が現れたら…」というコントを披露するバラエティ番組。怪獣の特徴や能力を取り入れたネタに対してテロップで解説が入る演出は『戦国鍋TV』のウルトラ怪獣版といったところ。これは人を選ぶわ。

  • 『未来日記』(テレ玉/深夜1:05)
    (→TVK/月曜深夜1:15)
    (→MX/水曜深夜1:30)
    主人公は友達がなく、目の前で起こる事象をつらつらと自身の携帯に日記として打ち込む毎日。友人と呼べるのは空想の産物である《時空王》だけ。そんなある日、携帯の日記に未来が記されていた。それは本物の時空王に選ばれし12人が与えられた力。12人による次期時空王の座を賭けたサバイバルゲームが始まる……。皆が思うだろうけど構図は直接的な『東のエデン』って感じ。未来が記された中でとる行動の練り込み次第で面白くなりそう。実際、第2話で日記を使った攻防戦の面白さが垣間見えた。ちなみに正体の判らないメンバーはエンディングで名前を伏せといた方が良かったのでは?

  • 『境界線上のホライゾン』(TVK/深夜2:00)
    (→テレ玉/月曜深夜1:05)
    (→MX/月曜深夜1:30)
    遠い未来、ある理由からもう一度歴史をやり直し始めた世界。かつて神として天上へ昇った人類は争いの末、神々の力を失い、再び地球と呼ばれる大地へと戻ってきた。しかし、その星の環境は荒れ果て、《神州》以外に人の住める場所は無くなっていた。人々はかつての繁栄を取り戻すべく、《聖譜》と呼ばれる前時代の歴史書を元に現実世界の神州とそのコピーである重奏神州に分かれて歴史再現を行なっていた。しかし、中世の神州において歴史再現の失敗により生じた重奏神州の崩壊が世界各国による極東神州の分割支配を招き、各国の王はそれぞれの土地の戦国大名との合一を計ったのである。そして現在、極東の戦国大名と世界各国の英傑たちは極東史の戦国時代と世界史の三十年戦争時代をやり直しつつ、世界の覇権を争っている──

    ……え~と、つまり宇宙から帰還した人類は唯一住める土地だった日本をコピーして日本人以外はそこに住み、各国で歴史をやり直していたけれど、日本の歴史上の問題でコピーした土地が崩壊。一部が実際の土地と融合し、各国が日本を分割して支配するようになった世界ということかな。主人公たちはそんな世界の空を移動する巨大な都市艦上にある軍事学校に通う学生で、初回はキャラ紹介を兼ねたドタバタ課外授業に徹して見やすい。2話以降は言葉をこねくり回した設定が鼻につきはじめるので、やはり好きな人向けかも。



【月曜日】
  • 『君と僕。』(テレ東/深夜1:30)
    男子高校生4人組が織り成す淡々としたギャグアニメ……らしいけど一切笑えない。女子中高生日常4コマ系の男子バージョンだけど、そもそもギャグとして演出されていない。冷めた双子キャラが鼻につくと思えば案の定、原作者は女性か。双子にイラつかされる眼鏡キャラが一番マシ。女性はこれに魅力を感じるのか?

  • 『侵略!?イカ娘』(テレ東/深夜2:00)
    人類侵略のため地上に現れたイカ娘の緩い日常を描くギャグアニメ第2期。やっぱりゆるくてギャグがオチないケロロって印象。イカ娘のキャラ人気は高いようなので好きな人は楽しめるんでしょう。

  • 『戦国☆パラダイス 極』(テレ東/深夜3:15)
    イケメンデザインの徳川家康、伊達政宗、小早川秀秋らがお祭り会場の露店で適当なやりとりをするだけの初回。2回目は石田三成、真田幸村、大谷吉継らが健康診断ごっこするだけだった。10分枠でアニメは3分。残りは出演声優が戦国ゆかりの場所を巡るロケ企画。モバゲー原作らしいがどうでもいい。



【火曜日】
  • 『ちはやふる』(日テレ/深夜0:59)
    入学した高校で競技かるた部を作ろうとする主人公・ちはや。それは小学生の頃、かるた日本一を夢見る1人の転校生との出会いがきっかけだった……。いたって定番な少女漫画展開と言ったらそうなんだけど、丁寧に描写を重ねて、かるたと主人公と転校生(ともう1人)の心の機微を感じられる良作に仕上がってます。絵柄はアニメにしてはかなり少女漫画少女漫画しているのでそこは好みか。

  • 『マケン姫っ!』(テレ玉/深夜1:05)
    (→TVK/水曜深夜1:45)
    (→MX/水曜深夜2:30)
    今年から共学になった元女子校に入学した主人公。1つ年上の幼馴染も通うその学園は《マケン》と呼ばれる特殊能力で授業を行うとんでもないところだった……という女の子が特殊能力でバトルしあうよくある話。デフォルトでパンツが見える超ミニスカの露骨さとちょっとHな主人公というハーレム系。お好きな人向け。

  • 『ベン・トー』(MX/深夜1:30)
    (→TVK/日曜深夜1:30)
    スーパーの店内で目を覚ました主人公。体は傷だらけで記憶をたぐると半額シールが貼られた弁当の争奪バトルに巻き込まれたとわかった。その戦場で《氷結の魔女》と呼ばれる1年先輩の女子と出会い、ハーフプライサー同好会に入ることとなる……といういかにもラノベな馬鹿設定アニメ。馬鹿に突っ走る分には面白いけど、底の浅さが馬鹿を軽くしていてもったいない。主人公が記憶をたどる段取りに凝り過ぎているのも馬鹿っぽさを薄めている要因かと。ラノベ的にはあれが正解かもしれないのであとは趣味の問題か。

  • 『たまゆら~hitotose~』(TVK/深夜1:45)
    (→MX/金曜夜11:00)
    写真が好きな中学3年生の主人公。亡くなった父親の思い出と向き合えるようになったことから形見のカメラを手に写真を撮るように。そして高校進学を機に瀬戸内へと引っ越す……。初回は主人公の内の変化としては起承転を省いた結みたいな話。エピソード0と割り切って見る分にはいいけど、これからこの子に感情移入して下さいとする話としてはいただけない。舞台とキャラを揃えた2話目以降が本番か。ほんわか日常描写を求む人向け。

  • 『ましろ色シンフォニー』(テレ玉/深夜2:05)
    (→MX/木曜深夜2:00)
    (→TVK/土曜深夜2:00)
    富裕層が住まう旧市街と中流家庭が暮らす新市街という町。旧市街のお嬢様学校と経営難の普通高校の併合が計画され、その試験期間として普通高校の選抜メンバーがテスト生としてお嬢様学校に通うことになった……。冒頭の迷子のやりとりで既についていけなかった。あれを可愛いとかほのぼのと思う人向けということか。情緒ある風な演出や言い回しが鼻につくと思えば案の定18禁アダルトゲーム原作。テンプレ学園ラブコメを見たい人は楽しいと思う。

  • 『スーパーナチュラル:ザ・アニメーション』(日テレ/深夜2:29)
    超常現象に立ち向かう兄弟の物語。米ドラマを日本のマッドハウスの手でアニメ化。原題は「The Anime Series」。Anime=日本アニメの総称なので、いわゆるカートゥーンではないと明言しているわけだ。吹替も実写版(シーズン3以降)の2人がそのまま担当しているのでシリーズファンも違和感なく楽しめると思う。相変わらずのEDプロモ映像はいらん。



【木曜日】
  • 『UN-GO(アンゴ)』(フジ/深夜0:45)
    ノイタミナ枠。「本作品は戦後無頼派を代表する坂口安吾がいまから60年以上前にに発表した短編連作「明治開化 安吾捕物帖」の設定を近未来に移したフィクションである」とのこと。終戦直後の近未来の東京を舞台に《敗戦探偵》と呼ばれる主人公の活躍を描く。近未来を舞台にした意味は感じられない。都合のいい能力を持つ人外の相棒を登場させるための方便ですらない。タイトルの大仰なイメージ戦略からどんな作品かと期待したが、ただの中二病探偵物だった。

  • 『ギルティクラウン』(フジ/深夜1:15)
    ノイタミナ枠。近未来、10年前にウィルスのパンデミックが起こり、世界各国の助力にすがった経緯から、GHQの管理下に置かれている日本。人と感覚がズレていると冷めた目で世間と付き合う自分が嫌いなただの男子高校生が、軍に追われ傷を負うレジスタンスの少女と出会ったことをきっかけに謎の能力を得る……という中二病テンプレ全開な話。主人公がいきなりレジスタンスの青年に仲間のように呼ばれたり、たまたま少女が捕まっていた車が攻撃に巻き込まれたり、無作為にちょっと走った主人公がたまたまその場に辿り着くなど、作り手の脳内で色々と端折ってしまった感あり。今期のノイタミナはどちらもオタク向けすぎる。

  • 『僕は友達が少ない』(TBS/深夜1:55)
    転校初日に遅刻をし、その外見からヤンキーと誤解され、ひと月経っても友人が出来ない主人公。ある日、教室で誰もいない空間を相手に談笑するクラスの女子を目撃する。彼女が言うには"エア友達"だという。そして彼女は友達作りのために「隣人部」を立ち上げ、主人公は無理やり部員にされるのだった……。初回は一見リア充の女王様キャラが入部して一波乱。OPを見る限り、続々と癖のある女子キャラが入部すると思われる。具体性のない遊ぶだけの部活をでっちあげるいかにもなラノベ。物語は無いのでキャラ萌え目的の人向け。

  • 『牙狼<GARO>~MAKAISENKI~』(テレ東/深夜2:05)
    5年ぶりの実写特撮ヒーロー第2期。黄金の鎧を纏う魔戒騎士ガロがホラーと呼ばれる化物と戦う。劇場版やらスピンオフやらは未見だけど特に問題なく見れた。アクションは相変わらず頑張っている。良くも悪くも雨宮慶太作品なので肌が合うかどうか。



【金曜日】
  • 『世界一初恋2』(テレ玉/深夜1:05)
    (→TVK/月曜深夜1:45)
    (→MX/水曜深夜2:00)
    少女漫画編集部を舞台に男同士の恋愛事情を描くBLアニメ第2期。やっぱ無理。この手を好きな女性向け。

  • 『灼眼のシャナIII(Final)』(MX/深夜1:30)
    (→TVK/土曜深夜1:30)
    この世界の裏で繰り広げられる異世界の住人らの異能力による争いを描くアニメ第3期。設定描写等を省いた一見さんお断りな初回。シリーズファン向け。

  • 『ペルソナ4』(TBS/深夜1:55)
    両親の仕事の都合で田舎の町の叔父の世話になる主人公。転校した高校でクラスメイトから「マヨナカテレビ」の噂話を聞き、実際に不思議な現象に遭遇。そして友人らと異世界に迷い込んだ時、ペルソナの力に目覚めることに……。アトラスのゲーム原作。前作がアニメオリジナル展開をしたのに対して本作はゲームシナリオ通りのアニメ化らしい。基本的にスタンドバトルもの。可もなく不可もなく。

  • 『ラストエグザイル -銀翼のファム-』(TBS/深夜2:55)
    戦艦を奪い生計を立てる《空賊》の中にあって小型のヴァンシップを駆る少女。ある日、連邦艦隊の奇襲に遭うトゥラン王国の王女たちの乗る艦を助けることとなる……。2003年『LAST EXILE』の続編。これまた随分懐かしいタイトルを引っ張ってきたことで。ディーオ見て覚えてた自分にビックリ。主役からして女性キャラ多めなのは昨今の風潮か。直接的に繋がりがあるわけでもないから本作だけ見てもたぶん大丈夫。



【土曜日】
  • 『デュエル・マスターズ ビクトリー』(テレ東/朝8:30)
    カードバトルCGアニメ。新番組マークが付いていたのでチェックしたら、おはコロ内で放送されていたものが10月から単独で放送されるようになっただけだった。だから15分枠なのか。手描きの代替としてのCGは好きじゃない。

  • 『バクマン。2』(NHK-Eテレ/夕方5:30)
    ジャンプ版『まんが道』第2期。極限定的な業界ネタを楽しめる人向けか。

  • 『WORKING'!!』(MX/夜11:30)
    (→BS11/土曜夜11:30)
    ファミリーレストラン「ワグナリア」のスタッフたちが巻き起こす緩い日常を描く第2期。通常回同様の物語を展開しつつ登場人物の人となりをきちんと紹介するよく出来た第1話。安定した出来。

  • 『Fate/Zero』(MX/深夜0:00)
    (→テレ玉/土曜深夜1:35)
    (→TVK/日曜深夜1:00)
    (→BS11/金曜深夜0:00)
    Fateって名前だけはよく目にするけど、これは過去話のスピンオフの模様。聖杯を巡る魔術師たちの聖杯戦争だかなんだか。なんというかオシャレな単語を並べた台詞を語るばかりで正直よくわからないし、一見の身には面白くない。ファン向け。

  • 『C3 -シーキューブ-』(TVK/深夜0:30)
    (→MX/土曜深夜1:00)
    (→テレ玉/日曜深夜1:35)
    (→BS11/金曜深夜11:00)
    主人公の元には父親から世界の変な物が送られてくるが、その日届いた立方体は美少女の姿へと変貌した。それは人の呪いが染み付いた拷問道具だったが、主人公が住む土地はそういうものを浄化する力があるという……。人外の美少女が一人暮らしの男子高校生の家に居候するテンプレをさっさと構築。朝食を持ってくる離れに住む幼馴染(やはり元は人外の存在)もいて、このまま日常系で進むかと思いきや、2話目で敵対組織の刺客が登場し、台詞回し等がいかにもなラノベと化してちょっと引いた。好きな人は好きなんだろうな。

  • 『真剣で私に恋しなさい!』(TVK/深夜1:00)
    (→MX/月曜深夜2:30)
    神奈川県にある川神学園ではカリキュラムに武道を取り込み、決闘という武道によって問題を解決する校則がある。この日はエリートのSクラスと落ちこぼれのFクラスによる因縁の合戦が繰り広げられていた……。初回は様々なタイプの女性キャラが得物を振るい戦場を舞う紹介編。見応えあるアクションで初回をピークに引きを作る作り方。第2話はありきたりなハーレム系に。キャラデが薄いと思えば案の定18禁アダルトゲーム原作。もはやありがちな荒唐無稽設定だけど、それを面白がれれば。



ラノベ原作も多いせいか今期は設定を語る作品が目立つ印象。どれも色々と単語を創作してくださるけど、パルスのファルシのルシがパージでコクーン並みに頭に入ってこない。設定は作品の足場であり、その上で物語を描いてナンボだと思うんですけどね。

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