脚本家・首藤剛志さん死去
2010年10月29日、首藤剛志さんがお亡くなりになりました。
先日、野沢那智さんの訃報を知った際に、そこからその前日には首藤さんが亡くなっていたとほぼ同時に知ったので、もうショックが二重に押し寄せてきました。
このブログでもアニメネタの度に書いていますが、氏が原案・シリーズ構成を担当した『魔法のプリンセス ミンキーモモ』は私のアニメファンとしての基盤を形成した作品。モモというキャラクター性とそれを魅力的にする自由闊達な作風に惹かれ、ある意味、この作風こそアニメの魅力と認識して今に至っています。
それは同じく氏が原案・シリーズ構成を担当した『戦国魔神ゴーショーグン』の時からロボットアニメ然としない独特な世界に惹かれ、TVシリーズ後に製作された『時の異邦人(エトランゼ)』のまるで別作品のような語り口にも魅了されたものです。
あとは『さすがの猿飛』も原作ともまた違うアニメの魅力に溢れた作品に仕上がっていて好きだったり……作品を挙げれば枚挙に暇がありません。
アニメスタイルで連載されていた氏のコラムを毎週楽しみに読んでいましたが、連載終盤で体調がすぐれない日の話を書いていたり、体調を崩すことも少なくない方という印象を受けました。なので、お体には気をつけてほしいと思っていましたが、まさかこんな急なことになるとは思いもよりませんでした。
シナリオえーだば創作術
http://style.fm/as/05_column/05_shudo_bn.shtml
現在、TOKYO MXで海モモこと『魔法のプリンセス ミンキーモモ/夢を抱きしめて』が放送されていて、私は当時は初代モモの印象が強すぎてきちんと見れていなかったため、この再放送で海モモの魅力を再確認している最中で。
首藤さんの魂は遠いフェナリナーサの地へと旅立ったのだろうか。
ご冥福をお祈りいたします。
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