ゾンビDVD-BOX・単品再販のこと
最初は吹替未収録でDVDを出し、再販される際に吹替を収録する流れは正直やめてほしいと以前書きましたが、それでも先日のゾンビ新世紀完全版DVD-BOXのように買い直してしまうのが悲しい吹替ファンの性。
そのゾンビ新世紀完全版DVD-BOXが、発売から半年足らずでバラ売りされることとなり、メーカーHPのBBSが紛糾しているそうな。
allcinema SELECTION(スティングレイ)
http://www.allcinema.net/dvd/index.html
単品DVDリリース経過説明
http://www.allcinema.net/dvd/dotd0716.html
BBS
http://www.allcinema.net/bbs/dvd/
それぞれの発売日の間隔は5ヶ月ちょっとあるとはいえ、今回のリリース情報はDVD-BOX発売から3ヶ月ほどしか経っておらず、同社の「他では買えない」という謳い文句からすればスティングレイに騙されたと思う人が出るのも無理からぬこと。
単品版をリリースするのはハピネットピクチャーズ。
永らく廃盤だった他社DC版、アルジェント版を画質は悪いままながらも廉価版価格で再販したところですね。あの時は有り難かったわぁ。
結局はDVD-BOXを買い直すことになりますが…
DC版の1ヶ月後にはアルジェント版と米国劇場公開版もリリース。
ゾンビ DC版HDリマスターバージョン
http://www.happinet-p.com/jp2/info/release.php?code=BBBF-8624
ゾンビ アルジェント版HDリマスターバージョン
http://www.happinet-p.com/jp2/info/release.php?code=BBBF-8625
ゾンビ 米国劇場公開版HDリマスターバージョン
http://www.happinet-p.com/jp2/info/release.php?code=BBBF-8626
単品版はそれぞれ税込4935円。
私はDVD-BOXを早期予約割引の21000円で購入。DVD-BOXには特典ディスクが2枚付いているので、それを普通のソフト1本分に換算すれば1枚辺り5250円。最近のDVD価格帯に比べると高いと感じたものですが、今回のバラ売り価格は同水準の高さです。
(※DVD-BOX本来の定価は23100円なので、普通に買うと特典ディスク分が7500円ぐらいしないといけなくなりますが……)
たぶんスティングレイが素材提供する際にDVD-BOXと同価格帯にすることを契約に盛り込んだのではないでしょうか。それでもDVD-BOXの方が少々高めですが、DVD-BOXには封入ブックレットもあり、3バージョンを揃える者にとってはDVD-BOXが損をする内容とは思えません。ジャケットはダサいけど。逆に考えると、今回、損をしたと思う人は本来は3バージョン全てはいらなかった人と言えるでしょう。
その人たちには確かに同情を禁じ得ません。特典映像はいらない。DC版だけが好き。もしくはアルジェント版だけ、米国劇場公開版だけが好きという人なら単品で買いたかったことでしょう。とはいえ『ゾンビ』はバージョン違いありきなアイテムでもあるので、せっかくならDVD-BOXの方が色々楽しめると思いますけどね。
そもそもマイナーな映画のリマスター作業やレアな吹替収録などはスティングレイぐらいしかやってくれませんて。旧DVDをただ再販するだけだったハピネットでは未来永劫実現しなかったことでしょう。そう考えるとハピネットは『ゾンビ』のいいトコ取りばかりだ。ズルいな。
今回のことは廉価化に置き換えるとわかりやすい。
廉価市場が安定した今にあっても、確実に手に入れたいタイトルは発売日に買い、手に入れ損ねても構わないものはすぐに買わずに廉価待ち。最近では廉価版リリースの予想もしやすいが基本的には全て賭け──この取捨選択はDVD等を買う者なら常に行なっているはずです。
「判っていれば買わなかった」のは当然。判らないから確実に手に入れたければ発売日に購入する。廉価化が半年後でも1年後でも結果は変わりません。廉価版が出ようとも手元にある物の価値が変わるわけではないんですから(※市場価格は変化するので売却する人は影響ありますが)。
今回の事態を招いた経緯を全肯定はしませんが、DVD-BOXを購入した立場からすれば別に何の影響もないので問題なし。後出しで豪華版を出される方が痛いです。個人的には何度も何度も仕様を変えてリリースした『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の限定商品詐称の方がよっぽど悪質だったと思いますよ。
今回、このネタを前フリにして、買い直しDVDネタ第2弾をやろうと思ったのに長くなってしまった。続きは別記事で。
そのゾンビ新世紀完全版DVD-BOXが、発売から半年足らずでバラ売りされることとなり、メーカーHPのBBSが紛糾しているそうな。
allcinema SELECTION(スティングレイ)
http://www.allcinema.net/dvd/index.html
単品DVDリリース経過説明
http://www.allcinema.net/dvd/dotd0716.html
BBS
http://www.allcinema.net/bbs/dvd/
それぞれの発売日の間隔は5ヶ月ちょっとあるとはいえ、今回のリリース情報はDVD-BOX発売から3ヶ月ほどしか経っておらず、同社の「他では買えない」という謳い文句からすればスティングレイに騙されたと思う人が出るのも無理からぬこと。
単品版をリリースするのはハピネットピクチャーズ。
永らく廃盤だった他社DC版、アルジェント版を画質は悪いままながらも廉価版価格で再販したところですね。あの時は有り難かったわぁ。
DC版の1ヶ月後にはアルジェント版と米国劇場公開版もリリース。
ゾンビ DC版HDリマスターバージョン
http://www.happinet-p.com/jp2/info/release.php?code=BBBF-8624
ゾンビ アルジェント版HDリマスターバージョン
http://www.happinet-p.com/jp2/info/release.php?code=BBBF-8625
ゾンビ 米国劇場公開版HDリマスターバージョン
http://www.happinet-p.com/jp2/info/release.php?code=BBBF-8626
単品版はそれぞれ税込4935円。
私はDVD-BOXを早期予約割引の21000円で購入。DVD-BOXには特典ディスクが2枚付いているので、それを普通のソフト1本分に換算すれば1枚辺り5250円。最近のDVD価格帯に比べると高いと感じたものですが、今回のバラ売り価格は同水準の高さです。
(※DVD-BOX本来の定価は23100円なので、普通に買うと特典ディスク分が7500円ぐらいしないといけなくなりますが……)
たぶんスティングレイが素材提供する際にDVD-BOXと同価格帯にすることを契約に盛り込んだのではないでしょうか。それでもDVD-BOXの方が少々高めですが、DVD-BOXには封入ブックレットもあり、3バージョンを揃える者にとってはDVD-BOXが損をする内容とは思えません。ジャケットはダサいけど。逆に考えると、今回、損をしたと思う人は本来は3バージョン全てはいらなかった人と言えるでしょう。
その人たちには確かに同情を禁じ得ません。特典映像はいらない。DC版だけが好き。もしくはアルジェント版だけ、米国劇場公開版だけが好きという人なら単品で買いたかったことでしょう。とはいえ『ゾンビ』はバージョン違いありきなアイテムでもあるので、せっかくならDVD-BOXの方が色々楽しめると思いますけどね。
そもそもマイナーな映画のリマスター作業やレアな吹替収録などはスティングレイぐらいしかやってくれませんて。旧DVDをただ再販するだけだったハピネットでは未来永劫実現しなかったことでしょう。そう考えるとハピネットは『ゾンビ』のいいトコ取りばかりだ。ズルいな。
今回のことは廉価化に置き換えるとわかりやすい。
廉価市場が安定した今にあっても、確実に手に入れたいタイトルは発売日に買い、手に入れ損ねても構わないものはすぐに買わずに廉価待ち。最近では廉価版リリースの予想もしやすいが基本的には全て賭け──この取捨選択はDVD等を買う者なら常に行なっているはずです。
「判っていれば買わなかった」のは当然。判らないから確実に手に入れたければ発売日に購入する。廉価化が半年後でも1年後でも結果は変わりません。廉価版が出ようとも手元にある物の価値が変わるわけではないんですから(※市場価格は変化するので売却する人は影響ありますが)。
今回の事態を招いた経緯を全肯定はしませんが、DVD-BOXを購入した立場からすれば別に何の影響もないので問題なし。後出しで豪華版を出される方が痛いです。個人的には何度も何度も仕様を変えてリリースした『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の限定商品詐称の方がよっぽど悪質だったと思いますよ。
今回、このネタを前フリにして、買い直しDVDネタ第2弾をやろうと思ったのに長くなってしまった。続きは別記事で。
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