エコという名のもとに

ソニーピクチャーズは今月5日から始まったカタログキャンペーン商品(いわゆる廉価版)から「エコ対応ケース」とかいう代物を導入したそうな。

ソニーピクチャーズ>エコ対応ケース導入のご案内
http://www.so-net.ne.jp/movie/sonypictures/homevideo/eco/


これは酷い

通常ケースでさえジャケット紙がペラペラの物は段差部分に跡が付きやすいというのに、ここまでケース側面に肉抜き穴を開けまくっていては、普通に手に取っただけで凹み跡が付きまくることでしょう。



私は商品の扱いは丁寧にする方ですが、それでもこれは触るのが恐い。そんなことをまったく気にしない雑な人が手にしたら、下手したら破れるものも出てくるんじゃなかろうか。

こんなものを作るぐらいならジュエルケースサイズ(いわゆるCDケース)のコンパクトタイプを作ればいいだろうに。最近では大した封入物も入れていないのだから、トールケース上下の余白こそが無駄でしょうに。

あとは廉価版の仕様を酷くすることで通常版を買わせようという魂胆がありそうなのも嫌ですな。



エコ替えという便乗商法もうんざりでしたが、これもエコを名乗った経費削減でしかないかと。売れ残りDVDをいちいちこのケースに詰め直すことがそもそも無駄な気がするのですが。



……まさか、これから出荷される商品は廉価版であろうと通常版であろうと全てこのケースになってるってことはないよね?

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