30大スーパー戦隊超全集

てれびくんデラックスとして刊行されている超全集シリーズから戦隊30作品を収録した「30大スーパー戦隊超全集」が発売。さすがに分厚い分厚い(26mm!)。価格は前回からいきなり1000円アップの3000円超だし、このままじゃ次は百科事典を超えちゃいそうです。

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全戦隊本は数年毎に刊行されてますが、今回の目玉は歴代玩具CMとパワーレンジャーのバトルハイライトを収録したDVDが付いているところ。日本ではパワーレンジャーは劇場版1作目しかDVDになっていないのでこれは貴重です。

ただし、残念ながら
  • 『ニンジャストーム』(ハリケンジャー)
  • 『ダイノサンダー』(アバレンジャー)
  • 『S.P.D.』(デカレンジャー)
  • 『ミスティックフォース』(マジレンジャー)

という近年4作品分しか収録されていません。
てっきり全シリーズを収録していると期待してただけにちょっと肩すかし。



でも、収録されている映像は燃える!!
もう、ロケーション規模が完全に上回られちゃっています。

バイクアクションの豊富さにビックリ。海外ではバイク玩具が人気らしくパワーレンジャーオリジナルデザインのバイクが製作されて大活躍しています。あぁ、羨ましい。

《バトライザー》というパワーレンジャーオリジナルのレッドのパワーアップ形態も羨ましい。確かにシリーズ初期の頃のデザインはちょっとアレだったけど、DVD収録4作品は確実に格好いい!(『S.P.D.』の物はマーフィーが変形することもあってビデオ作品『マジレンジャーVSデカレンジャー』に逆輸入されるぐらいだし)

海外版戦隊・パワーレンジャーはシリーズ初期こそ等身大アクション映像も流用してましたが、最近は日本の監督が現地に行ってパワーレンジャーオリジナルのアクションシーンを撮影し、映像流用はロボ戦程度なので見たことのない映像のオンパレード。

私は地上波で初代パワーレンジャーを観た後、『ターボ』の途中から『イン・スペース』『ロストギャラクシー』しか見れていないので、あんな映像を見せられるとますますDVD-BOX化を願ってやみません。



超全集自体の中身は以前に刊行されていたものの増補改訂版。なので古い作品の記述は変化がありません。作品毎の超全集より情報量が少ないのも仕方なし。

やはり目玉はパワーレンジャーの記事が増えたこと。
こうなるとパワーレンジャー単体の超全集が欲しくなりますね。さすがに作品毎の刊行は難しいでしょうから5~10作毎に作ってはくれないものでしょうか?

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