2009春の新アニメ感想追記

前回の2009春の新アニメ感想ではあえて外していた「新作と呼んでいいのか微妙なタイトル」の感想と、前回触れそこねていた話を少々。



  • 『亡念のザムド』(MX/水曜夜11:30)
    昨年、プレイステーションストアで有料配信されていたタイトルが地上波で放送。私はPS3を持っていないので今回が初見。ちなみに元の1話30分400円という値段設定はレンタルビデオにしては高いけど2時間映画を見るつもりなら……とかいう感覚なのだろうか?どうでもいいけど。世界設定は学生服の雰囲気から日常世界の延長かと思いきやジブリっぽい異世界デザインが混在。金を取るコンテンツとして作られただけによく動く……が、それだけ。逆に登場人物らの心情が動きに消されている。単に描けていないだけとも言えるけど。『エウレカ』のボンズらしいっちゃらしい出来。今のところロボ(メカ)じゃない異形の変身ヒーロー物とでも思えばいいのかな。

  • 『涼宮ハルヒの憂鬱』(TVK/金曜深夜3:15)
    新番組扱いながら当然再放送。今回は時系列順に放送。原作未読の私は本放送時のシャッフル放映された初回のノリについていけずに切っていたので今回チェックしてみた次第。やはりハルヒ人気は理解できないけれど話自体はちゃんと見れます。最初からこういう放送なら前回も見てたかもしれないのに。まあこの手の作品で原作ファン重視は仕方ないか。放送予定話数が多くなっているらしいですが、本当に新作が放送されるのでしょうか?

  • 『奏光のストレイン』(BS11/土曜深夜0:30)
    宇宙を舞台に人類が2つの陣営に分かれて戦争をしている世界。主人公・セーラは、兄が130光年先の戦地に赴くことになったことから自分も同じ時間を生きるため、同じ戦地を目指すためにストレインのパイロットになることを決意。全寮制の養成機関に入るが──という導入部。これから戦争の中で同期の友人たちとの友情や恋が描かれるのかと思いきや「全滅」。うーん、そうきたか。絵柄は90年代っぽい古めな感じに見えましたが、本放送は2006年(WOWOWノンスクランブル)。全体的には並な出来かな。



さて、前回触れそこねていた話はどちらも「歌」でして。

まずは『ジュエルペット』のエンディング。これぞアニソンという趣の歌でとても良いです。歌うはアニソン界の女王堀江美都子さん。彼女の歌声はこの作品をもの凄く王道で正統なアニメのように感じさせてくれます。なんというか「今週はこれでおしまい」「また来週」という気分になるんですよね。まあ、私が古参ファンだからかもしれませんが。

ジュエルペット ED

http://www.youtube.com/watch?v=VTPqMcfn0qc



もうひとつは『戦場のヴァルキュリア』のオープニング。これを歌っているHIMEKAさんはカナダ出身の方。流暢に日本語でアニソンを歌う姿を見た時は本気で凄いと思いました(※自身でUPしていた映像はプロとなった今は削除してしまったようで残念)。そんな彼女が全日本アニソングランプリでグランプリを獲得してのデビューがこの曲。あまりにも自然に耳に入ってくる歌声にすっかり忘れていました。

[PV] HIMEKA - "明日へのキズナ"

http://www.youtube.com/watch?v=9SeSSRnzF60

(※今回、旧ブログから再録するにあたり、以前貼ったものは全て削除されていたのでこちらの映像をば)

これからのますますの活躍に期待したいですね。



ちなみにHIMEKAさんのアニソングランプリの様子はこちら。

HIMEKA - 1st & 2nd Stage

http://www.youtube.com/watch?v=1sELL-nxccs

HIMEKA - Final Stage & Award

http://www.youtube.com/watch?v=LvUNADIJR8E

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