シャンハイ・ナイト
●シャンハイ・ナイト
監督:
うむ、面白い! ちゃんと楽しめましたよ(『タキシード』の酷さからハリウッド産への諦めの心で観たせいもあるかもしれませんけど)。ハリウッド進出後、やっとジャッキー製アクションコメディの形を見出せたって感じです。
確かにハリウッド式で甘い部分もありますけど、そんなことを帳消しにするぐらい仕掛けがきちんと考えて構成されてて楽しい。今回、監督はアクションの仕切りをジャッキーにまかせる形で進めたそうで、うん、納得。そもそも、そうでもしないとジャッキー主演の意味がないですって。
前作では物語上、オーウェンにジャッキーがくっついていく形だったのが、今回はジャッキーがメインに物語を引っ張っているのも嬉しいところ。チャップリンやドイルといった史実でのお遊びも楽しいし、敵役がドニー・イェンってのもいいですし、これ以上ない完成度でした。
久々に観て損なしとお薦めできる作品。積極的にDVDを買えました。対して『タキシード』DVD購入時は気が重かったですもん。
で、そのDVD内の映像特典でジャッキーが監督の横で「この監督はすごく頼りになる」「監督は編集のツボが分からなければダメ」「アクション映画の監督が編集を心得てないといい作品はできない」「編集が分かる監督と組みたい」と、ず~っと言ってますが、あれって『タキシード』へのダメ出しでしょうかね、やっぱ。
監督:
- デヴィッド・ドブキン(『ムーンライト・ドライブ』)
- ジャッキー・チェン
- オーウェン・ウィルソン(『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』)
- ファン・ウォン(『真心話』)
- ドニー・イェン(『ブレイド2』)
今や名保安官として活躍するウエン(ジャッキー)の元に父の訃報が伝えられた。父は紫禁城で皇帝の《龍玉》を守っていたが謎の英国人に殺されたのだ。ウエンはロイ(オーウェン)とロンドンへ。そこで仇を追ってきた妹・リンと再会する。そして事件は大英帝国女王暗殺へと発展していくのだった……。
うむ、面白い! ちゃんと楽しめましたよ(『タキシード』の酷さからハリウッド産への諦めの心で観たせいもあるかもしれませんけど)。ハリウッド進出後、やっとジャッキー製アクションコメディの形を見出せたって感じです。
確かにハリウッド式で甘い部分もありますけど、そんなことを帳消しにするぐらい仕掛けがきちんと考えて構成されてて楽しい。今回、監督はアクションの仕切りをジャッキーにまかせる形で進めたそうで、うん、納得。そもそも、そうでもしないとジャッキー主演の意味がないですって。
前作では物語上、オーウェンにジャッキーがくっついていく形だったのが、今回はジャッキーがメインに物語を引っ張っているのも嬉しいところ。チャップリンやドイルといった史実でのお遊びも楽しいし、敵役がドニー・イェンってのもいいですし、これ以上ない完成度でした。
久々に観て損なしとお薦めできる作品。積極的にDVDを買えました。対して『タキシード』DVD購入時は気が重かったですもん。
で、そのDVD内の映像特典でジャッキーが監督の横で「この監督はすごく頼りになる」「監督は編集のツボが分からなければダメ」「アクション映画の監督が編集を心得てないといい作品はできない」「編集が分かる監督と組みたい」と、ず~っと言ってますが、あれって『タキシード』へのダメ出しでしょうかね、やっぱ。
★★★★
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